ふるさと納税の素晴らしいところは、納税者である私たちが、「税金の使い道」に直接関与できる点です。
地震多発国である日本の備えの不備は、今回の熊本地震が明らかしました。誰も予想していなかった地で起きた地震は、国の対応の不十分さを顕にしました。非被災地が被災地を救援していく草の根的な仕組みを、日常的に組み上げて置かなければ、対処し切れないのです。その体制つくりのために、率先して災害緊急対応に取り組んできた東吾妻町を応援してください。当町は、東日本大震災時にも、南相馬市の被災者の長期に渡る受け入れを実践しています。
また、日本は「天然水」の宝庫です。東吾妻町が誇る名水「箱島湧水」に限らず、山国の日本には至るところで、良質な天然水が湧出しています。その「再生可能資源」を、最も重要なライフラインの供給源とすれば、地方経済の活性化も、内需の拡大も、雇用の創出もごく自然に達成されます。膨大な維持管理費を必要とするダムや水道設備等に掛ける税金を、「天然資源の活用」に切り替えて行けば、「税金の無駄遣い」や「災害毎の水不足状態」を解消する道筋も作り出すことができます。